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Sフライ級斉藤がMVP 鮮やか1回KO勝ち

[ 2012年11月5日 06:00 ]

東日本新人王の(前列左から)ミニマム級・山本浩也、Lフライ級・横山隆司、フライ級・長嶺克則、Sフライ級・斉藤裕太、バンタム級・立川雄亮、Sバンタム級・久野伸弘(後列左2人目から)フェザー級・伊藤雅雪、Sフェザー・柳達也、ライト級・ジェームス村重、Sライト級・福地健人、ウエルター級・糸山良太、ミドル級・入沢和彰

ボクシング第69回東日本新人王決勝 スーパーフライ級5回戦 斉藤裕太(1回1分50秒KO)山口祥之

(11月4日 後楽園ホール)
 12階級(うち1階級は棄権による不戦)が行われ、スーパーフライ級の斉藤裕太(25=北澤)が右フックからの連打を決めて1回KO勝ちしMVPを獲得。技能賞はスーパーフェザー級の柳達也(22=伴流)、敢闘賞はライトフライ級の横山隆司(26=ワールドスポーツ)が受賞した。西軍代表と争う全日本新人王決定戦は12月16日に後楽園ホールで開かれる。

 斉藤は、長身の相手にジャブを出して主導権を握った。得意のオーバーハンドの右フックでダウンを奪うと、最後は連打でKO勝ち。昨年は初戦敗退しており、「走り込みを増やし、ジムワークにも課題を持って臨んだ」とリベンジに燃えていた。昨年7月に誕生した長男・太一(たいち)くんの名前を刺しゅうしたトランクスも光った。MVPを獲得し「いい勝ち方ができて良かった。このまま全日本の決勝でも優勝して日本ランキングを取ります」と宣言した。

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2012年11月5日のニュース