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山中、2度目の防衛に自信「自分のボクシングをすれば」

[ 2012年10月29日 18:16 ]

世界戦に向け調整するチャンピオンの山中慎介

 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(11月3日・ゼビオアリーナ仙台)で対戦するチャンピオンの山中慎介(帝拳)と挑戦者のトマス・ロハス(メキシコ)が29日、東京都内の帝拳ジムで練習を公開し、山中は「自分のボクシングをすれば負ける相手じゃない」と、2度目の防衛に自信を示した。

 30歳の山中は4月の初防衛戦に続き、今回も元世界王者の挑戦を受ける。この日はロハスと顔を合わせなかったが、スパーリングやミット打ちで鋭い動きを見せ「チャンスがあれば狙う」と、KO決着に意欲を見せた。27日に同じジムの粟生隆寛がWBCスーパーフェザー級王座から陥落したばかり。「自分がその流れを引きずるわけにはいかない」と話した。

 32歳のロハスは元WBCスーパーフライ級王者。日本では2010年に河野公平(ワタナベ)との同級王座決定戦を制し、11年には初防衛戦で名城信男(六島)の挑戦を退けた。2階級制覇を目標に掲げて「夢をかなえたい」と意気込んだ。

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2012年10月29日のニュース