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五十嵐、初防衛戦VSソーサ熱望「年内にはやりたい」

[ 2012年7月18日 06:00 ]

会見を終え、笑顔の五十嵐(左)と内山

 プロボクシングのWBC世界フライ級新王者・五十嵐俊幸(28=帝拳)が王座奪取から一夜明けた17日、都内で会見。カットした左まぶたに、ばんそうこうが貼ってあったが「1~2週間で治る」と軽傷であることを強調。初防衛戦については「年内にはやりたい。エドガル・ソーサ(メキシコ)とやりたい」と意欲を示した。

 32歳のソーサは、かつてWBCのライトフライ級王座を10度防衛し、現在もWBCのフライ級で2位の実力者。08年の6度目の防衛戦では五十嵐にベルトを奪われたハロを判定の末に下している。陣営の浜田剛史代表も「今、日本には世界王者は多くいる。五十嵐もインパクトのある選手とやっていかないといけない」と話した。

 会見では、試合後に両親の運転する車で横浜の自宅に帰ったが途中、車酔いしたことを明かし「勝利には酔ってないんですけど…」と苦笑い。西岡、粟生、山中に次ぐ戴冠で、帝拳は史上最多の4人の現役王者を抱えることになり「先輩王者を見習ってやっていきたい」と、帝拳黄金時代を支える覚悟を示した。

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2012年7月18日のニュース