協栄挑発に“先制”和毅VS佐藤 亀田陣営からオファー

[ 2012年7月11日 06:00 ]

気合たっぷりでミット打ちを行った和毅

 WBC世界スーパーフライ級王者・佐藤洋太(28=協栄)への挑戦を表明していたWBC世界バンタム級4位・亀田和毅(20=亀田)の陣営が対戦オファーを出したことが10日、分かった。協栄ジム・金平桂一郎会長(46)の亀田陣営を挑発する発言を受けて“先制攻撃”した。協栄側の回答次第では因縁マッチが実現する運びとなりそうだ。

 亀の動きは早かった。佐藤の防衛成功から一夜明けた9日、亀田陣営は金平会長に電話で対戦オファーを申し入れた。関係者によると、金平会長の反応は悪くなかったという。和毅はメキシコを拠点にし、メキシコ人とプロモート契約を結んでおり、亀田陣営はメキシコでの開催を条件に挙げている。金平会長もメキシコ開催の可能性を全面否定しておらず、金銭的な折り合いがつけば対戦は現実味を帯びてくる。現在協栄サイドからの回答を待っている状況だ。

 発端は今月3日。兵庫・淡路島で合宿中だった和毅が8日のWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチの勝者に挑戦することを表明。父・史郎氏と会場を訪れて王者のファイトを見届けると「あれで世界レベルか。こんにゃくみたいな体やな。弱点がいっぱいある。やったら普通に勝てる」とこき下ろして会場を去った。この発言を受け、金平会長は佐藤の一夜明け会見の席で「オファーを出すから、逃げるなよ」と逆挑発した。

 10日に都内のジムで練習を行った和毅は「俺は金平会長とケンカするんやない。選手同士がリング上で戦うんや。俺もやけど会長ももっと大人になった方がええ」と話し「チャンピオンも黙っとらんと何か言うてみんかい。かかしやないんやから」とまくし立てた。

 亀田家は05年に協栄ジム入りしたが、08年に決別。その後、ファイトマネーの未払い問題で、法廷闘争も繰り広げた。だが、しこりのある中で、10年9月には大毅が坂田健史と対戦している。因縁マッチ第2弾の鍵は協栄側に渡された。

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