八重樫　負けた姿見た長男悔し泣き…「はい上がっていく」

井岡との統一戦後の八重樫

　統一戦から一夜明け、八重樫の両まぶたは紫色になり、まんじゅうのように腫れ上がった。

　「左目は視界ゼロ。右目は少しだけ」とあって、会見に遅れて入って来た大橋会長にもすぐには気づかなかった。長男・圭太郎君（６）が八重樫の負けた姿を見て、悔し泣きをしていたことを明かし「ここからはい上がっていく姿を見せたい」と誓った。勝てばもらえるはずだった牛１頭について「悔しい。生きてる牛を連れて散歩したかったなあ」と笑わせた。