京太郎２回ＴＫＯ勝ち　デビューから３連勝

２Ｒ、強烈な右ストレートで相手を圧倒する京太郎

ヘビー級６回戦 藤本京太郎（角海老宝石）　２回４７秒ＴＫＯ　アファ・タトゥプ（ニュージーランド）

（5月17日 後楽園ホール）
　プロボクシング東洋太平洋ヘビー級８位の藤本京太郎が、通算７勝６ＫＯ２敗のアファ・タトゥプに２回ＴＫＯ勝ちし、デビューから３連勝とした。

　１回に鋭いジャブとカウンターでペースを握ると２回に右ストレートでダウンを奪った。立ち上がってロープを背負う相手に連打を浴びせるとレフェリーが間に入り試合を止めた。「ホッとした。オーストラリア合宿から帰国してから２週間しかなくて、あまり体調が良くなかった」。合宿の疲労が残る中での勝利に安どの表情を浮かべた。

　次戦は６月２０日に大阪・ボディメーカーコロシアムで行われる井岡と八重樫のＷＢＣ・ＷＢＡ世界ミニマム級王座統一戦のセミファイナル。世界ランカーと対戦するプランもあったが、元Ｋ―１王者は「身の丈に合った相手と試合がしたい」と回避する意向を示した。