×

「選手に夢の舞台を…」魔裟斗 新生K―1のEP就任

[ 2012年5月17日 06:00 ]

新生K―1のエグゼクティブ・プロデューサーに就任した魔裟斗

 新生K―1を主催するK―1グローバルは16日、ワールドMAX元王者の魔裟斗がエグゼクティブ・プロデューサー(EP)に就任すると発表した。

 この日、都内で会見した魔裟斗は「自分の育ったK―1がなくなって寂しかった。選手たちに夢の舞台を提供したい」と話し、EPとして選手発掘やマッチメークなどを手がけていく。

 新生K―1の実質的なスタートとなったこの日、昨年まで10年間、これまでK―1を主催していたFEGが、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かった。破産管財人によると、決定は7日付で、負債総額は調査中。噂では30億円とも言われる。近年は人気が低迷し資金繰りが悪化。選手へのファイトマネーの未払いがあった。

 魔裟斗EPは「もうつながりはないですから」と多くを語らず、谷川貞治FEG代表は「債権者の皆さまにはこの場をお借りして深くおわび申し上げる次第です」と公式サイトで謝罪した。

続きを表示

2012年5月17日のニュース