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タイソン氏に並んだ!西岡 日本人初のWBC名誉王者

[ 2012年3月17日 06:00 ]

WBC名誉王者に認定された西岡

 伝説の王者たちに肩を並べた。ボクシングのWBCは16日までに、同世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(35=帝拳)を名誉王者に認定したと公式サイトで発表した。

 正規王者は少なくとも年に1度はWBCの指名する挑戦者と対戦しなければならないが、名誉王者に昇格するとそうした制限がなくなり、好きな時に好きな相手と対戦できる。

 認定基準は明確になっていないが、これまで名誉王者になったのは元3団体統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(米国)や同王者レノックス・ルイス氏(英国)、42戦無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザーJr.(米国)ら伝説の王者だけ。

 32歳で王者となった西岡はV2戦で敵地メキシコで指名挑戦者ジョニー・ゴンザレスをKO。昨年10月に米ラスベガスで元2階級制覇王者ラファエル・マルケス(メキシコ)を判定で下し7度目の防衛。そうした実績を評価されたようだ。

 日本ボクシングコミッションの森田健事務局長は「素晴らしい。日本のボクシング界にとっても良いこと。これからも頑張ってほしい」と日本人初の快挙を称えた。

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2012年3月17日のニュース