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ライト級代表の釘宮 しずちゃんの「パンチ重くなった」

[ 2012年3月14日 06:00 ]

<ボクシング公開練習>山崎(右)とスパーリングで汗を流すライト級代表・釘宮

日本代表合宿公開

(3月13日 東京・味の素ナショナルトレーニングセンター)
 マスボクシングで山崎の相手を務めたライト級代表の釘宮智子(20=平成国際大、写真)は「だんだんうまくなられている。気を抜くと効くパンチをもらってしまう。パンチが重くなったのが分かる」としずちゃんの成長ぶりを口にした。

 1階級下で、合宿では練習相手を務めることが多く「前に出てくるファイタータイプ。自分がパンチを当てても下がってくれない」という。練習以外でもボクシングの話をよくするそうで「自分の悪いところを教えてもらったりもする。互いにレベルアップしたい」と代表の仲間として切磋琢磨(せっさたくま)している。

 釘宮自身は日本では敵なしの強さを誇るが、一昨年のアジア選手権、世界選手権、広州アジア大会ではいずれも初戦敗退で国際大会では苦戦が続いている。「アジア選手権で上位に行かないと、五輪なんて言っていられない。しっかり金メダルを目指したい」と力を込めた。

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2012年3月14日のニュース