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長谷川穂積が負傷者救助「小5の縄跳び以来の賞状」

[ 2012年3月9日 06:00 ]

交通事故現場で負傷者を助けたとして表彰される長谷川

 ランニング中に交通事故の現場近くを通り掛かり、危険を顧みず負傷者を助けたとして、プロボクシングの元WBC世界バンタム、フェザー級王者の長谷川穂積(31)が8日、水上消防署(神戸市中央区)で市長表彰の「花時計賞」を受け取った。

 長谷川は「ボクシング以外で賞状をもらったのは小学5年の縄跳び大会以来かもしれない」と笑顔を見せた。出勤中に救助に加わった兵庫県尼崎市の会社員上田淳史さん(46)も表彰された。

 水上消防署によると事故は2月6日午前8時ごろ、神戸市中央区港島3丁目の県道で乗用車とバイクが接触。横転し路上に倒れたバイク運転手を長谷川らが道の中央の緑地帯に運んだ。

 現場は片側4車線で、事故直後も車が多く走っていたという。運転手は軽傷で、ほかにけが人はなかった。

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2012年3月9日のニュース