体格で優位も　井岡に油断なし「中に入らせないようにしたい」

ＷＢＣミニマム級世界戦を前に予備検診を受ける王者の井岡一翔。左は挑戦者のヨードグン・トーチャルンチャイ

　ボクシングのＷＢＣ世界ミニマム級タイトルマッチ（３１日・大阪府立体育会館）の予備検診が２９日、大阪市内で行われ、チャンピオンの井岡一翔（井岡）と挑戦者のヨードグン・トーチャルンチャイ（タイ）はともに異常なしだった。

　２度目の防衛を狙う井岡は身長で５・２センチ、両手を広げたリーチで５・８センチ上回ったが「距離感も僕とは違うと思う。中に入らせないようにしたい」と油断はなかった。