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猪木氏、朝鮮総連を弔問 黒マフラー姿で献花

[ 2011年12月21日 19:05 ]

金正日総書記死去を受け、弔問に訪れ献花するアントニオ猪木氏

 北朝鮮の金正日総書記死去で、日朝間のスポーツ交流活動などをしている元参院議員アントニオ猪木(本名・猪木寛至)氏が21日、東京都千代田区の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を弔問に訪れた。

 黒のスーツにネクタイ姿で、トレードマークのマフラーも黒。葬送曲が流れる講堂で、金総書記の肖像画の前に赤いカーネーションを献花し、数歩後ずさりして一礼した。

 猪木氏は取材に対し「日朝交流イベントに取り組んだ時、金総書記から激励や感謝のメッセージをいただいた思い出がある。お悔やみを申し上げる」と語った。同本部の徐忠彦国際・統一局長は「猪木氏には総書記も親しみを持っていた。感謝している」と話した。

 朝鮮総連によると、21日には中国やポーランドなどの在日大使館関係者ら計約230人が弔問。デヴィ・スカルノ元インドネシア大統領夫人も訪れたという。

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