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富樫、万全の仕上がり強調 小関も防衛に自信

[ 2011年11月29日 18:10 ]

計量を終え、ポーズをとるWBCライトフライ級チャンピオンの富樫直美(右)と挑戦者の孫抄弄

 世界ボクシング評議会(WBC)の女子ダブルタイトルマッチ(30日・後楽園ホール)の調印式と記者会見が29日、東京都内で行われ、7度目の防衛が懸かるライトフライ級チャンピオンの富樫直美(ワタナベ)は「いい状態でリングに上がることができる」と万全の仕上がりを強調した。

 富樫に挑む同級10位の孫抄弄(韓国)は世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級の前王者で、減量苦もなく「余裕がある」と体調は良さそう。富樫は「相手は元王者としての経験、プライドを持っていると思うが、現役王者として、それを迎え撃ちたい」と語った。

 アトム級チャンピオンの小関桃(青木)は「前回よりもフィジカル、戦術ともに成長している」と7度目の防衛に自信を見せた。挑戦者の同級14位、伊藤まみ(新宿イマオカ)は「相手はうまいし、強い王者。力を出し切りたい」とタイトル奪取へ意気込んだ。

 計量は富樫がライトフライ級上限の48・9キロで挑戦者が48・8キロ、小関と伊藤はともにアトム級リミットの46・2キロで、いずれも1回でパスした。

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2011年11月29日のニュース