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新チャンプ山中「ベルトを見てるうちに朝に…」 粟生は成長誓う

[ 2011年11月7日 15:12 ]

記者会見を終えポーズを取るWBCバンタム級新王者の山中慎介(左)とWBCスーパーフェザー級で2度目の防衛に成功した粟生隆寛

 世界ボクシング評議会(WBC)のダブル世界戦から一夜明けた7日、バンタム級新チャンピオンとなった山中慎介と2度目の防衛に成功したスーパーフェザー級王者の粟生隆寛(ともに帝拳)が東京都内で記者会見し、山中は「家でベルトを見てるうちに朝になった」と興奮冷めやらぬ様子で膝上に置いたベルトに目をやった。

 王座決定戦を11回TKO勝利で飾った29歳の山中は「(2歳下の)粟生と2人同時にベルトを巻ける日が来てうれしい。自分が一番伸びると思うので、強い選手とどんどん闘いたい」と意欲的だった。

 粟生は小差判定の大苦戦で王座を守った。「距離を取って闘えなかったのは実力不足。すっきりしないが、反省して次は成長した姿を見せたい」と気を引き締めた。

 元世界スーパーライト級王者で帝拳プロモーション代表の浜田剛史氏は、両者の次戦を来年3月にも行う意向を示した。

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2011年11月7日のニュース