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尾川強烈左ボディーで大会MVP獲得 東日本新人王

[ 2011年11月4日 06:00 ]

2度目のダウンを奪いガッツポーズの尾川

 プロボクシングの第68回東日本新人王決勝戦は12階級(うち2階級は棄権による不戦)で行われ、無敗対決となったスーパーフェザー級は尾川堅一(23=帝拳)が2回に2度のダウンを奪ってKO勝ちし、MVPを獲得した。技能賞はフェザー級の千波丈二(20=勝又)、敢闘賞はライト級の横山雄一(21=帝拳)が受賞。西軍代表と争う全日本新人王決定戦は12月18日に後楽園ホールで行われる。

 尾川は強烈な左ボディー一発でダウンを奪うと連打で再び倒して快勝した。「目指すのはこれじゃない」と勝者のメダルを外したが、それだけ実力は抜けている。2歳で父・雅一さんが経営する道場で日本拳法を始め、明大時に全日本総合4位。無差別級の拳法から「同じ階級なら負けない」と転向した。日本拳法出身では元WBC世界スーパーフライ級王者・渡辺二郎が有名だが「まずは全日本」と話した。

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2011年11月4日のニュース