名城　世界戦控え、井岡とスパーで熱戦

　１１月４日にバンコクで世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）スーパーフライ級王座に挑む名城信男（六島）が２４日、大阪市内の所属ジムで、年末に防衛戦を予定するＷＢＣミニマム級チャンピオンの井岡一翔（井岡）と４ラウンドのスパーリングを行い、白熱した攻防を見せた。

　名城が挑戦するスリヤン・ソールンビサイ（タイ）はスピードと技巧に富む２２歳。仮想王者にうってつけと、名城側から関西のホープに手合わせを打診し、実現した。足を駆使する井岡を名城が追う展開。名城は「すごく集中できた」と充実の表情で、井岡は「全てを磨いていくきっかけになる」と話した。