王者の余裕…カサレスが清水に指令「ベルト取るつもりで来い」

ＷＢＡスーパーフライ級タイトル戦に向け、練習を公開した王者のウーゴ・カサレス

　ボクシングのＷＢＡ世界スーパーフライ級チャンピオンで、３１日に東京・日本武道館で清水智信（金子）の挑戦を受けるウーゴ・カサレス（メキシコ）が２５日、東京都内のジムで練習を公開し「コンディションは最高」と言うように軽快な動きを披露した。

　３３歳の王者は今回が５度目の防衛戦。約３キロの減量が必要だそうで、ミット打ちなどで滝のような汗を流した。

　昨年１２月に久高寛之（仲里ＡＴＳＵＭＩ）を判定で下すなど、これまで日本では３度の世界戦に臨み２勝１分け。清水については「動き回る、やりにくい相手」と警戒しつつも「必ずベルトを取るつもりでリングに上がってほしい。そうすればいい試合になる」との言葉に自信をにじませた。