１６１発チョップも…小橋、復帰初白星またお預け

復帰２戦目も敗れた小橋だが、「自らの新しい時代を築くために頑張る」と話した

　ノア「旗揚げ記念日」大会が６日、ディファ有明で行われた。両肘手術から復帰した小橋建太（４４）は谷口周平（３５）とタッグで前ＧＨＣヘビー級王者の杉浦貴（４１）、モハメドヨネ（３５）組と激突。２８分３４秒の大熱戦も谷口が杉浦の片エビ固めに屈して勝利ならず。復帰２戦目も黒星となった小橋は「問題は自分自身。全然満足じゃない。内容でも結果でも悔しい」と唇をかんだ。

　試合は自らの防衛記録を破った杉浦と激しくやり合った。杉浦には７４発のマシンガンチョップを浴びせるなど復帰戦の１２８発を超える１６１発のチョップを打ち込んだ。それでもまだ満足はいかない。「試合をやるしか感覚を取り戻すことはできない。俺自身の新しい時代をつくる気持ちでやっていくしかない」と並々ならぬ決意を口にしていた。