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長谷川 現役続行表明 「全身全霊でやりたい」

[ 2011年8月1日 15:13 ]

記者会見で現役続行を表明する元WBCフェザー級王者の長谷川穂積。右は真正ジムの山下正人会長

 4月に世界ボクシング評議会(WBC)フェザー級王座から陥落した長谷川穂積(30)=真正=が1日、神戸市内の所属ジムで記者会見し、現役続行を表明した。初防衛戦でジョニー・ゴンサレス(メキシコ)にTKO負けした後、進退について明言していなかった。

 会見で長谷川は「僕の人生はボクシングと思っている。それにうそをつかないためにも、全身全霊でやりたい」と現役続行を表明した。
 
 初防衛戦でジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に4回TKO負けした後、進退について明言していなかった。「本当に自分が弱いのかが疑問で、その答えを見つけたくてもう一度やることを決めた」と決断の理由を説明した。
 
 長谷川は10度防衛したWBCバンタム級王座を失った後、昨年11月の再起戦でWBCフェザー級タイトル奪取に成功し、2階級制覇を達成した。今後もフェザー級にとどまる意向で、真正ジムの山下正人会長は「年内には試合を」と話した。

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2011年8月1日のニュース