五輪米国代表へ第1歩!石井「全米体重別」エントリー!

[ 2011年4月19日 06:00 ]

北京五輪金メダルでガッツポーズの石井慧

 北京五輪柔道100キロ超級金メダリストでプロ格闘家の石井慧(24=アイダッシュ)が29日(日本時間30日)に米フロリダ州オーランドで行われる「柔道全米体重別選手権」にエントリーしたことが18日、分かった。15日に書類を提出しており、近日中に出場の許可が下りる予定だ。石井にとっては08年8月の北京五輪以来2年8カ月ぶりの柔道の大会への出場。米国の永住権獲得を経て、同国代表として16年リオデジャネイロ五輪出場を目指す。

 「SATOSHI ISHII」としての第一歩がスタートする。柔道日本代表として世界の頂点を極めた石井が「全米体重別選手権」にエントリーした。石井の関係者は「既に書類は出しています。本人も試合がないのでうずうずしています」と説明。大会はオープン参加であるため、すんなり出場が認められるもようだ。

 当初は柔道の大会ではなく総合格闘技の米ストライクフォース(SF)に参戦予定だった。だが、SFは米UFCを主催するズッファ社に買収されたことで、選手との契約形態の見直しやテレビ中継などの雑務が山積。26日に行われる予定だった「SFチャレンジャーズ」も運営ができない状態に陥った。そんな矢先に全米体重別選手権に出場できることを知った。「柔道の練習はしていないが試合に出たい」。試合に飢えた石井は、自身の原点である柔道に格闘家としての活路を見いだした。

 今回は100キロ超級でのエントリー。北京五輪金メダリストの石井が優勝する可能性は高いとみられている。「ISHII」の名が全米に知れ渡れば、グリーンカードなどが取得しやすくもなる。北京五輪の100キロ超級決勝から987日。柔道の全日本選手権が行われる29日に、石井が米柔道界にデビューする。

 ▽石井の北京五輪VTR 08年北京五輪で柔道男子100キロ超級に出場。2回戦から登場し、パオロ・ビアンケシ(イタリア)を3分22秒、内股で破って波に乗った。準決勝のラジャ・グゼジャン(グルジア)までの4試合はすべて一本勝ち。決勝ではアブドゥロ・タングリエフ(ウズベキスタン)に指導2つで優勢勝ちし、金メダルを獲得した。

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