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多田 完勝にも「まだいけるなという感覚がある」

[ 2011年4月17日 18:39 ]

判定でイベス・サモラを下し、王座統一と5度目の防衛に成功した多田悦子

ボクシングのWBA女子ミニマム級王座統一戦10回戦

(4月17日 大阪府の豊中市よみうり文化センター千里中央)
 最大6ポイントの大差がつく完勝で、日本女子最多に並ぶ5度目の防衛を果たした。力量を警戒していた暫定王者を下し、王座統一。多田は「中南米では私の名前は知られていない。負けたくない気持ちはあった」と誇った。

 昨年4月の3度目の防衛戦で骨折した左手人さし指がようやく完治し、強打を交えた内容は見応え十分だった。使命は女子ボクシングを広めることと自覚する王者は「面白くない試合で防衛を重ねても仕方ない。まだ出し切れていないし、まだいけるなという感覚がある」と一層の成長を期した。

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2011年4月17日のニュース