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多田 判定勝ち!王座統一&5度目防衛に成功

[ 2011年4月17日 17:57 ]

8回、多田悦子(右)のパンチがイベス・サモラの顔面をとらえる

 ボクシングのWBA女子ミニマム級王座統一戦10回戦は17日、大阪府の豊中市よみうり文化センター千里中央で行われ、正規チャンピオンの多田悦子(フュチュール)が同級暫定王者イベス・サモラ(メキシコ)を3―0の判定で下し、王座統一と5度目の防衛に成功した。

 多田は積極的に前に出てくるサモラの強打に苦しんだが、スピードで上回り、有効打を重ねた。

 戦績は29歳の多田が10戦8勝(2KO)2分け、22歳のサモラは14戦11勝(4KO)3敗。

 ▼多田悦子の話 相手は体の力が強いので、いなそうと思っていた。1回からパンチのタイミングははっきり見えていた。気持ちが強かったのはさすがだったけど、気持ちでは負けません。

 ▼サモラの話 こんなにも大げさなポイント差がつくなんて。試合中に痛みを感じるパンチは受けていない。勝てなくても引き分けだと思った。

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2011年4月17日のニュース