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まんざらでもない興毅「自分の役は自分でやろうかな」

[ 2011年3月30日 09:50 ]

映画「ザ・ファイター」舞台あいさのトークショーに登場した亀田興毅

 日本初の三階級制覇を果たしたWBA世界バンタム級王者の亀田興毅(24)が29日、26日に公開されたボクシングを題材にした映画「ザ・ファイター」の舞台あいさつにゲストとして登場した。

 兄弟で世界チャンピオンを目指すという映画の内容から、興毅は「映画ではお兄さんがチャンピオンになれなくて弟に託したという点では俺らとは違うけど、やっぱり兄弟の絆とか自分らと似ているところがあるし、情が移入する」と相通じるものがある作品に共感した様子。

 亀田3兄弟が映画になったら?との質問が飛ぶと「映画になるかはわからないけど、俺らは3兄弟で記録を残す。自分の役は自分でやろうかな、自分は自分やったほうがいい」とまんざらでもないようだった。

 交際中の一般女性との結婚についていきなり振られると「関係あらへん。今はそんなこと全然考えてない」ときっぱり。交際は順調?との問いにも「俺の彼女はボクシングやから」とはぐらかした。

 映画「ザ・ファイター」は実在のボクサーであるミッキーと異父兄デッキーの兄弟愛と家族愛をボクシングを通じて描いた実話をもとにした感動作。アカデミー賞でも助演男優賞(クリスチャン・ベール)と助演女優賞(メリッサ・レオ)がダブル受賞し、注目を集めている。

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2011年3月30日のニュース