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JBC 未公認団体との統一戦承認、不当な暫定は認めず

[ 2011年2月28日 21:01 ]

 日本ボクシングコミッション(JBC)は28日、東京都内で委員長会議を開き、JBC未公認の世界統括団体である国際ボクシング連盟(IBF)と世界ボクシング機構(WBO)のタイトル戦について、世界ボクシング協会(WBA)または世界ボクシング評議会(WBC)のチャンピオンが王座統一戦で対戦する場合に限り許可することを決めた。ただし、IBFやWBOの王座を獲得しても防衛戦は認めない。

 また、WBA暫定王座に関して王座設置の経緯を精査した上で、正規王者の負傷など正当な理由がない場合は暫定王座を獲得しても今後は世界王者として認定しない方針を固めた。

 近年、WBAは理由が不明確な暫定王座設置が他団体に比べて目立ち、最新ランキングで全17階級中10階級も暫定チャンピオンがいる。JBCは今後、ジム会長らで組織する日本プロボクシング協会と協議して規定の細部を詰める。

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2011年2月28日のニュース