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最速世界王者へ井岡、“ジョー”になる!

[ 2011年2月1日 06:00 ]

プロ7戦目での世界王座挑戦が決まり、井岡会長(左)の横でファイティングポーズをとる井岡一翔

 11日にWBC世界ミニマム級王者のオーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に挑戦する井岡一翔(21=井岡)が31日、大阪市内のジムでスパーリングを公開、意気込みを語った。

 プロ7戦目での世界王座挑戦。ベルトを獲得すれば辰吉丈一郎、名城信男の8戦目を塗り替えて国内最短記録となる。また世界戦当日の11日は映画「あしたのジョー」が全国で公開される。原作の漫画連載時は生まれていないが、映像化された作品を見て刺激を受けた。「ボクシングだからというわけじゃなくジョーは格好いいですよね。好きです」。自分が臨むリングでは「チャンピオンにふさわしいレベルの高い試合を見せたい」と映画に負けない感動を観衆に届けるつもりだ。

 調整は大詰め。叔父の井岡弘樹会長が現役時代に師事したイスマエル・サラス氏のコーチで、この日まで約200ラウンドのスパーリングをこなした。ここまでプロ6戦はライトフライ級をベースにしたが、減量にも「順調です」と自信をみせる。 

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2011年2月1日のニュース