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パッキャオ“200億の拳”で世界王座6階級制覇!

[ 2010年11月15日 06:00 ]

<WBC世界スーパーウエルター級王座決定戦>パッキャオ(右)が最大12ポイント差の大差3―0判定でマルガリートを下し新王者となる

 プロボクシングのWBC世界スーパーウエルター級王座決定戦は、フィリピン人のパッキャオが最大12ポイント差の大差3―0判定でマルガリートを下し新王者となった。主要4団体(WBC、WBA、IBF、WBO)の世界王座6階級制覇はオスカー・デラホーヤ(米国)に並び史上2人目、アジア系では初の快挙となった。

 世界137カ国に中継されたビッグファイトの主役は、1メートル69の小柄な東洋人だった。身長で11センチも大きなマルガリートをスピードと強打で圧倒した。「ロープ際に押し込まれた時にちょっと慌てたけど大丈夫でした」。全階級で2番目に軽いライトフライ級(リミット48・9キロ)でデビューし約17キロの増量を乗り越えての偉業。これまで200億円を稼いだと言われる拳に不可能はない。

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2010年11月15日のニュース