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WBCフェザー級王者の粟生が練習を公開

[ 2009年6月9日 17:43 ]

 世界ボクシング評議会(WBC)フェザー級チャンピオンの粟生隆寛(帝拳)が9日、東京都内の所属ジムで同級1位のエリオ・ロハス(ドミニカ共和国)との初防衛戦(7月14日・後楽園ホール)に向けた練習を公開し「防衛戦というつもりはない。挑戦する気持ちでやりたい」と気合十分に話した。

 フィリピンから3選手を招き、本格的な練習に入ったこの日は計6回のスパーリングを消化。相手のパンチに右を合わせる動きが目立ったが、押し込まれる場面も多く「バランスを意識してやっているが、まだまだこれから」と苦笑いした。上半身の力強さが増した印象ながら、現在の体重は68キロ程度で、リミットの57・1キロまでの減量にも取り組むことになる。
 挑戦者対策については「右ストレート、左フックが主体とは聞いている。自分は左フックをもらう癖があるので注意してやりたい」と表情を引き締めた。

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2009年6月9日のニュース