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えっ武藤がフランケン?奥の手で4度目防衛

[ 2008年10月14日 06:00 ]

4度目の防衛に成功した武藤は、ベルトをリングに置いたまま引き揚げる

 新日本両国大会が13日、東京・両国国技館で行われ、IWGPヘビー級タイトル戦は王者・武藤敬司(45=全日本)が中邑真輔(28)を21分39秒、フランケンシュタイナーで下して4度目の防衛に成功した。序盤は足4の字固めなどで優位に試合を運んだものの、15分すぎから挑戦者の勢いに押された。「とっさに出た技。今まで何回かしか使ったことがない」と意表を突くフランケンシュタイナーで勝利をもぎ取った。

 4月27日にベルトを奪取してから6カ月で4度目の防衛戦。過密日程で体調は最悪だが、王者の意地で防衛を重ねている。11月3日はグレート・ムタとして3冠の防衛戦、同16日からは全日本の台湾遠征が待つ。次期防衛戦は来年1月4日の東京ドーム大会が濃厚。「ベルトは重いからリングに置いてきたのに誰も出てこない。王者として働きます」。武藤政権はまだまだ続きそうだ。

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2008年10月14日のニュース