成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

2017年9月第1週・週間賞

[ 2017年9月5日 19:31 ]

<週間賞>

旅終えて いざ時到る 騎虎となれ(岡山市・小野弘之)

<佳作>

初勝利 おまけもついた 初ヒット(兵庫県加古川市・松浦 伸)

3打点 おいしい部分を 持ってかれ (徳島市・真島高義)

打はおまけ 坂本守る だけと言う(大阪府高槻市・梅津 昭)

秋山が 見えるか頂き すぐそこに(静岡県浜松市・佐藤 彰一)

 【講評】選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)

 最寄り駅で偶然、阪神タイガースの中日担当・山脇スコアラーと出会った。

 たくさん勝たせてもらったので、お力添えありがとうと言った。旅から帰った先週は5連勝。ヤクルトに3勝、中日に2勝1敗だった。小野弘之さんの騎虎となれの勢い句に同感して週間賞に推した。

 8月29日のヤクルト戦。やっと小野投手に13度目の正直、プロ初勝利。おまけのプロ初安打も記して金本監督の我慢もやっと実ったね、松浦伸さん。

 同30日の同じカードは、大山選手が3番で出場し、先制、中押し、犠打で3打点。背番号も3で、3・3・3の大山デーだったが、延長10回裏、糸井選手のサヨナラ弾でかすんでしまった。真島高義さんがおいしい見付けで入選した。

 今月2日の中日戦は坂本捕手が放った今季1号3ランのビックリ弾。ヒーローインタビューで確かに打はおまけと言ったよね、梅津昭さん。同3日の守備については言わんとこ…。

 秋山投手は8月31日のヤクルト戦、7回無失点でチーム単独トップの12勝を挙げた。全山紅葉の秋となるか、さあ広島3連戦だ。テッペン獲ったる。期待は藤浪投手に託そうね、佐藤彰一さん。

 ▽応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールの場合はyakyuu−o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。郵便番号、住所、氏名、年齢を記入のこと。次回は10日必着。掲載は12日。

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