下柳剛のシモネタ発見

下柳背番いえば「42」「24」?日本ハム移籍した年は何でしょう

[ 2015年2月9日 05:30 ]

楽天時代に背番号「91」をつけていた下柳氏
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 スポニチアネックス読者のみなさん、1週間のごぶさたです。どうも、下柳です。

 先週までは4回にわたって「権藤さんシリーズ」をお届けしましたが、今週はオレの背番号について書きますわ。

 読者のみなさんは、下柳と言えば何番を思い浮かべるやろうね。阪神時代の「42」か、はたまたダイエー、日本ハム時代の「24」か…。大半の方はこの2つを思い出してくれるんやないのかな。

 では、ここで問題です。日本ハムへ移籍した1996年は、一体何番やったでしょう?

 この答えを即答できる人は、かなりの下柳通やね。正解は「11」! 

 と言うても、この「11」は1年限りやった。元々はダイエー時代と同じ「24」が良かったんやけど、秋村謙宏(現NPB審判員)さんがつけていたから、遠慮させてもらって。もう一つ言えば、当時の上田利治監督がトレードで入って来たオレに対して、気遣いをしてくれたこともあると思う。やっぱり「11」という響きは、どこの球団に行ってもエースナンバーのそれと思うから。

 ただし、オレの中では、日本ハムの「11」と言えば、大島康徳さんのイメージが強くてね。1988年から1994年までの7シーズンかな。その間、オレはダイエーにおって対戦していたから、余計にそう感じるんやけど。だから、どちらかと言えば、日本ハムの「11」は野手がつけるという感じだった。

 そんなこんなで迎えた移籍1年目やったけど、この96年は、成績が今ひとつでね。オレはわずか23試合43イニングの登板で、1勝2敗2セーブという数字に終わった。一方の秋村さんも、あまり思わしくない成績になって…。で、球団、秋村さんとも話しをした結果、翌97年はオレが秋村さんの「24」をつけさせてもらって、秋村さんも心機一転「00」を背負うことになった。結局、オレが日本ハムを去る、2002年までずっと「24」をつけていた。

 そもそもダイエーで入団したときも、社会人出身ということで「24」をもらった。球団としても「即戦力にあまり大きな番号を与えてはいけない」という考えがあったんやろう。もらうまでは別に何番でもこだわりなんてなかったけど、つけているうちに自然と愛着がわいてきてね。そういえば、メジャーで人気のあったマリナーズ(当時)のケン・グリフィー・ジュニアも「24」だったし。

 だから、2003年、阪神へのトレードが決まった時も「2」と「4」にこだわって、球団には「42」を希望した。「24」は生え抜きでもある桧山進次郎の番号で、それはさすがに無理やから。だったら、その逆の「42」でええやん!となったというわけ。

 ちなみに、楽天では「91」をつけていたけど、その話しに関しては昨年2月10日更新分でくわしく紹介しているので。良かったら、そちらを読んでください!

 と、ここまではプロ野球の背番号にまつわる話しを書いてきたけど、背番号で印象深いのは瓊浦高時代かなあ。オレがエースナンバーの「1」をつけたのは、2年秋の新チームになってから。同学年には右の桑原というピッチャーがいて、ずっとオレより立場が上やった。「いつか、絶対に追い抜いたる」。その思いだけで、厳しい練習に耐えとった。

 少しずつ希望が見え始めたのは、2年の夏前ぐらいからかな。春の県大会と夏の選手権の間に、長崎ではNHK杯という大会がある。その地区予選にあたる海星戦で先発させてもらって、2―1で完投勝利したんや。試合後、安野俊一監督に呼ばれて。

 「シモ、夏はお前を使わない。秋を目指せ」

 今も強いけど、海星は当時も強豪校やったからね。その海星を抑えたのに、なんで?という思いもあったけど、もちろん監督には絶対服従やから(笑)。高校生には分からん、いろんな思惑があったんやろうね。

 だから、2年秋の県大会で初めて「1」をもらったときは、本当に嬉しかったよ。確か、桑原は「3」になって。その秋はまず長崎地区で長崎南山を12―5、五島を6―4で下して県大会へ進出。準々決勝・佐世保工戦は勝つには勝った(16―9)けど、オレは途中で桑原に代えられて。次の準決勝は気合を入れ直して、島原中央を2―1で退けた。オレが完投して。でも、決勝でぶつかった海星にはオレが打ち込まれて4―10で負けてしまった。

 その年は長崎からは優勝校しか九州大会へ進めなかったから、事実上、海星に負けた時点で選抜への道は途絶えてしまった。今なら決勝進出したら、九州大会へは出場できるのにな。オレらも九州大会へ出場してたら、もしかしたら勝ち上がって甲子園へ行けたかもしれん…。

 最後にこれだけは強調させてもらうけど、ダルビッシュよりも、大谷よりも、ハムの「11」をつけたのはオレの方が先やから! では、また来週お会いしましょう。

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