日めくりプロ野球 2月

【日めくりプロ野球】「江夏2世は言いすぎや」けど…

[ 2009年2月7日 07:16 ]

99年5月19日、プロ初勝利をマークした井川(左)は野村監督とガッチリ握手。野村監督が最後に阪神の指揮をとった01年は9勝を挙げた
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76年1月19日 決断するだけで話は出来上がっていた?

07年2月2日 野村監督「松坂の後継者できたわ」

95年6月21日 いきなり猛打賞 ノムさん「救世主、東方の空より…」

 【99年2月7日】
 眼鏡の奥からの鋭い眼光が一点を見つめたまま止まった。ブルペン捕手の後ろにどっかりと座った、阪神・野村克也監督が左腕投手の投げた5球を見てうなった。「いい球投げているのぉ」。左腕が繰り出した右打者の懐をえぐるストレートが“バシーン!”という音を立ててキャッチャーミットに収まった。

 野村監督の約20メートル先から快速球を投げ込んでいたのは、背番号29、2年目の井川慶投手。茨城・水戸商高時代から“西のドクターK”京都・平安高、川口知哉投手(オリックス)に対し、東のそれと呼ばれていたが、腰の痛みと左足甲の骨折でルーキーイヤーの98年はファームでわずか1勝。プロの試練を迎えていた19歳を新指揮官は食い入るように見た。

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