日めくりプロ野球 12月

【日めくりプロ野球】交渉2分「余計な金使うから…」

[ 2008年12月9日 06:51 ]

サヨナラ本塁打を放ち、感激の涙を流す大久保。巨人移籍後はチャンスに強いバッティングで何度もチームを救った
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 【93年12月9日】
 交渉時間わずか2分。世間話をした時間を入れてもせいぜい5分で巨人・大久保博元捕手は契約更改の席を立った。提示額は現状維持の2640万円。「冗談じゃないっすよ。僕としては1000万円アップからの(交渉)スタートだと思って席に着いた。プッツンしました」とぶ然としたまま、球団事務所を後にした。
 92年5月、西武から移籍した大久保は新天地で持ち前の長打力を生かし本領を発揮。移籍1年目に15本塁打を放ち、2年目の93年は巨人の日本人選手では原辰徳内野手、松井秀喜内野手に次ぐ10本塁打を打った。しかし、5月27日のヤクルト9回戦(神宮)で高津臣吾投手から死球を受けて左手を骨折し、復帰は8月後半になってしまった。死球について球団は公傷扱いにはしたが、提示された額は事実上ダウンにも等しかった。

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