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関西大学野球リーグ

【近畿学生野球1部秋季リーグ9月4日開幕】リーグ戦展望

[ 2021年9月3日 18:14 ]

近畿学生野球秋季1部リーグ戦日程                                 
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 近畿学生野球連盟(KBL)の1部秋季リーグ戦は、9月4日に開幕する。1948年に創設され国公立、私学合わせ19校で活動する連盟は「文武両道のリーグ」と呼ばれ「フェアプレーの精神」を重んじる。新型コロナウイルス感染再拡大の影響で春季リーグ戦は途中で打ち切りとなった。再び6校で覇権を争う秋、各校の注目選手を中心に紹介し、展望した。

 <1部展望> 和歌山大は瀬古―安田のバッテリーを含めた4年生に安定感がある。3年生右腕の稲谷、1年生左腕の島、野手では坂上、島本の3年生と高桑、古賀の2年生らが台頭すれば、選手層に厚さが増す。

 奈良学園大は、機動力ある西田と打撃センス抜群の倉知が頭角を現し中堅を守った葉田の抜けた穴を埋める。投手陣は春に成長を遂げた植木を中心に、右肩の故障が癒えた柱本も球に力がある。
 阪南大は制球力があり試合をつくる能力が高い竹内を中心に、春は故障で力を発揮できなかった加賀見と1年生右腕の長沢が後ろを務める。攻撃陣は1番の冨山の出塁がカギ。

 大阪市大は米麦、真銅、中西が今春に経験を積み攻撃陣はパワーアップ。主戦の正中は安定しており、期待される4年生の山崎が結果を残せば19年秋以来の優勝が見えてくる。

 神戸大は絶対的エースの藤原がおり、今春を経験した右腕・丹波と2年生左腕・林の独り立ちに期待。市川、岩岡の主軸は安定しており得点力増へ今まで以上に足を絡めたい。

 大阪府大は鍵と河津の両1年生右腕と2年生の根元が加入し投手陣にメドがついた。大村、井上、藤原啓ら2年生が力を付け、三河内が復帰した打線も得点力向上が望める。

 <2部展望> 1カード2試合固定の総当たり戦による勝率制で争われる。優勝の最短距離にいるのは選手層が厚い大工大だ。春は実質1試合だけだったが、昨秋に4割を打った武政らがいる打線は強力。降格した大阪観光大は春に奈良学園大と接戦を演じており力はある。久保、住田は本塁打を記録したようにパンチ力がある。太成学院大は主戦の山元に続く右腕の大西が台頭したのが大きい。昇格2季目の神戸医療福祉大は着実に力を付けており侮れない。

◇近畿学生野球連盟 1948年、近畿6大学野球連盟として創立した関西最古の大学リーグ。47年に大阪商科大(現大市大)・稲葉重男監督、大阪理工大(現近大)・松田博明監督が大阪帝大(現大阪大)を勧誘した3校リーグが基礎となった。連盟50周年記念誌『球跡』によると、前身は23年に始まった官立高等専門学校野球。28年発足の旧制専門学校主体の関西学生野球連盟(今の同名の連盟とは無関係)を源とする。現在は3部19校で構成。春、秋季リーグ戦、入れ替え戦を行う。連盟規約で目的を「学生野球の理念を実践し、その健全な発展に寄与」とうたい「選手、部員等の文武両道による成長の支援」を明記している。事務局は大阪市西区江戸堀1の24の12、TAT江戸堀ビル5階=(電)06(6447)1511=。

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