関西大学野球リーグ

【近畿学生野球・大阪市立大】投打の柱で昨季5位から巻き返す

[ 2021年4月1日 22:20 ]

大阪市大の大橋祥吾(左)と山崎雄太
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 不動の4番に座る大橋は大阪市大の歴代選手の中でも屈指の飛距離を誇る大砲。今春も全打席本塁打を狙いフルスイングを貫く。

 「ボクよりうまい選手が多いのでプレッシャーはない。本塁打の打ち損ないが安打だと思っている」

 奈良高時代は通算34本塁打。3年夏には選抜優勝投手の村上(現阪神)から2安打したが「村上の打球はやばかった」と本塁打を見せられ、プロに行く選手のレベルの高さを痛感した。大学では4番に抜てきされた2年秋に1本塁打、11打点でMVP受賞。昨秋は1本塁打、5打点に終わり投手目線から「すり足の方が崩しやすい」と助言を受け、左足を上げる新フォームでラストイヤーに挑む。

 入学時からエース候補と言われた山崎は紆余(うよ)曲折を経て、ようやく勝負できる態勢が整った。1年春から登板し140キロ台の速球を投げ込んだことで球速を追い求めた結果、自分を見失った。元近鉄投手でコーチを務める高柳出己氏の提案で2年秋のリーグ戦後に下手投げ転向。「もう上手には戻らない」と決意した中での挑戦で変化が起きた。

 「投球を違う視点で見ることで精神面が変わった」

 いかにして打者を抑えるか。行き着くところは“勝てる投手”になることだと気付いた。昨年8月に上手投げに戻し体力強化や食事改善にも着手。「感覚が違う」と繰り出す球は皮肉にも質、球速ともに上がった。

 柱となる2人が目覚めれば、昨秋5位から一気の巻き返しも現実味を帯びてくる。

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