関西大学野球リーグ

【関西六大学野球のキーマン】大商大・福元 4連覇は譲らん 肉体改造でリーグNo・1野手に

[ 2021年3月31日 17:01 ]

大商大・福元悠真

 ケガとの闘いに終止符を打ち、大目標へ一直線に突き進む。今秋ドラフト候補でリーグNo・1野手の呼び声高い大商大・福元は背筋を伸ばし頂点を見据えた。

 「(打率)5割、5本塁打というのを目指してやります。リーグ戦では圧倒して勝ちたい」

 智弁学園では16年選抜で2年生ながら4番を打ち優勝に貢献。高校通算45本塁打を放ち鳴り物入りで入学して1年春からリーグ戦に出場したが、肩に痛みを覚え9月に右肩関節唇のクリーニング手術を受けた。2年春に打率・324、7打点で平古場賞(新人賞)を受賞し一気に階段を駆け上がるかと思われたところで右足太腿裏の肉離れを2度も経験。昨秋は最優秀選手にこそ輝いたが、打率・243では心底喜べなかった。

 だから、体のケアには細心の注意を払う。水分補給も水、お茶からプロテインや必須アミノ酸配合のドリンクへ変更。練習の前後でストレッチや筋膜リリースに多くの時間を割く。好きではない野菜も積極的に摂取。主将としてチームの全体メニューに今までなかった体幹を導入した。野球センスと潜在能力の高さは折り紙付きで、ケガさえなければ自然と結果はついてくる。

 満足にプレーできなかったとき、富山陽一監督から授かった「しんどいときが一番頑張っているとき。しっかりした男になるための修行だと考えろ」の言葉が支え。「プロに行きたいではなく、行く。そして監督さんを日本一の男にしたい」。ラストイヤー。王者の主砲は必ず火を噴く。

 ◆福元 悠真(ふくもと・ゆうま)1999年(平11)12月1日生まれ、奈良県明日香村出身の21歳。明日香小2年から野球を始め3年から聖徳中3年まで葛城JFKボーイズに所属。小6時に侍ジャパンU12代表。智弁学園では1年秋からレギュラーで3度甲子園出場。大商大では1年春からリーグ戦に出場し通算42試合で打率・254、1本塁打、18打点。1メートル80、90キロ。右投げ右打ち。

 ●大商大予想オーダー● 
(8)渡 部(1=広陵)
(4)植 本(3=明石商)
(9)福 元(4=智弁学園)
(3)修 行(3=大垣日大)
(7)加 川(4=広陵)
DH犬 飼(3=尽誠学園)
(5)大 谷(4=立正大淞南)
(6)家 田(3=近江)
(2)碓 井(3=天理)
 P花 村(4=神戸国際大付)

 ▼大商大・富山陽一監督 ケガなく1年間できたら福元が打線の中心になる。レギュラーは決まっているようで決まっていない。層の厚い97人から25人を選び、この試合に負けたら終わりという気持ちで一戦ずつ戦う。

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