関西大学野球リーグ

【近畿学生野球のキーマン】大阪市大・古寺投手&橋中内野手

[ 2019年8月30日 16:11 ]

優勝のカギを握る大阪市大・古寺(左)と橋中
Photo By スポニチ

今春の奈良学園大3回戦でリーグ戦初勝利をマークするなど2勝。確かな手応えを得た古寺は4年生の意地を見せる覚悟を示した。
 「(3年の)塘本がいるが、自分が独り立ちする必要がある。投手陣を引っ張っていける存在にならないと」
 市岡高では1年春に腰椎分離症を発症し“マネジャー”として2年間を過ごすなど投手としては不完全燃焼に終わった。大市大では1年秋から登板も優勝を果たした2年秋は登板なし。「個人としては悔しい思いがあった」と本音を漏らす。
 入学時の最速は125キロ。投球の原点、外角低めの制球力を磨き巨人・菅野らも行う約2キロのサンドボールを指先でつかみ上下させるトレーニングで回転が良くなるなど真っすぐの質が向上。138キロまで伸び1メートル84の長身から繰り出すことで球速以上の威力を誇る。
 1年春からリーグ戦に出場し今春初めて4番に座った橋中は雪辱を期す。「それまで4番を打っていた人がみんな凄かったので、やらなあかんとプレッシャーになった」。勝ち点を落とした開幕の大工大戦から2カード4試合は計14打数1安打で打点0。ポイントゲッターの不発が3位の成績に直結した。
 シーズン後半に辻盛英一監督の助言で、トス練習で振り切る「ロングトス」を取り入れ復調へのきっかけをつかんだ。秋は4番を外れるが「基本的に走者を還すタイプ」(辻盛監督)と7番を予定する。「チームの勝利に向けプラスになる打撃をできれば」。打てない悔しさを痛感した男が「恐怖の7番」になるはずだ。

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