関西大学野球リーグ

【阪神大学野球4月6日開幕】1部6大学監督 意気込みを語る

[ 2019年4月4日 16:15 ]

今季の展望を語る阪神大学野球1部リーグの監督
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 阪神大学野球春季リーグが6日、ほっともっと神戸で開幕する。昨秋は関西国際大が5季ぶり8度目の優勝を飾り、8年ぶり4度目の出場となった明治神宮大会では初の4強入りを果たした。平成が終わり来月からは新年号が始まる。「令和」初代王者はどの大学が名前を刻むのか。1部6大学の監督、主将に開幕直前の意気込みを聞いた。


――昨秋を振り返って。

 関西国際大(1位)鈴木監督 明治神宮大会出場を懸けた試合に始まり、大事な試合で勝負を決めるホームランが出た。年間を通して長打が出たことで、効果的に得点を取ることができた。
 大体大(2位)中野監督 卒業した門前、勝田の投手2人が思い通りの活躍ができない中でも、先発の中村(3年、箕島)が試合を作ってくれた。何とか2位に入ることができたというのが率直な感想。
 大産大(3位)宮崎監督 投手陣の不安定さが打線にも、響き(6勝)7敗と負け越してしまった。その中でも勝ち点3は取れたが、内容がよくなかったことを選手たちもよく理解している。
 関西外大(4位)西山監督 勝ちパターンとして相手打線を3点までに抑えて、4点を奪うイメージをしていたが、チーム防御率が4点台で、思惑とは逆になってしまった。打てなかったというより、守り切れなかった。
 天理大(5位)藤原監督 1年のころから主力として出場していたベテランの4年生と若手の融合をテーマに戦ったが、全く融合せず、ちぐはぐなまま終わった。選手間のレベルの差を痛感し、ふがいない思いをした。
 甲南大(6位)谷口監督 最下位に沈んだ要因は、投手陣の層の薄さと守備の崩壊。関西国際大、大体大とは第3戦の9回までリードしていたのに、守備の乱れで敗れた。守りから崩れないようにしっかり鍛えないといけない。

 ――チームの仕上がり状況は。

 関西国際大鈴木監督 大幅にレギュラー選手が変わるので、長打力は期待できない。しかも、開幕には間に合う程度ではあるが、故障者が多少出ているのでそこが少し気がかり。1年生を使うことも考えている。
 大体大中野監督 クリーンアップを任せられる打者がいないので、日替わりで4番を変えていくつもりだ。やはり投手がカギを握ると思う。オープン戦は負けが続いたが、使えそうな選手の目星はついてきた。
 大産大宮崎監督 オープン戦では、リーグ戦未経験の投手をいろいろ試して即戦力とまでは言えないが、少し見通しは立った。さまざまなバランスを考慮しながら、チームを作っていきたい。
 関西外大西山監督 打力は急に上がらないと思うので、もっと守備面を強化しないといけない。加えて、レギュラーだった4年生が5人も卒業してしまったので、今季は厳しくなると思う。
 天理大藤原監督 初心に戻って、守り勝つ野球に徹したい。投手陣はレギュラー格が残っているので、そこを中心にチーム作りに励んでいるが、なかなかうまくいっていないのが現状。
 甲南大谷口監督 昨季の課題を打開するためにも、リーグ戦の経験のある4年生と新1年生の継投策で乗り切るしかない。野手は打撃力よりも守備を重視したいので、レギュラーの総入れ替えも考えている。

 ――今季のキーマンとなる選手は。

 関西国際大鈴木監督 一番の目標はエースの武次(3年、西脇工)に依存しないこと。だからこそ、守屋(4年、玉島商)に頑張ってほしい。打線は各校いい左腕が多いので、主将の平野(4年、関西)ら左打者を軸に、右打者を5人ほど並べたい。
 大体大中野監督 打撃力のあるチームではないので、1、2番を中心に、全員しっかり四球を選んで出塁し、積極的に盗塁して好機を作り出したい。投手は小川(4年、南部高竜神分校)が投げられる状態になってほしいが、計算できるまでには至っていない。
 大産大宮崎監督 昨秋に本領発揮できなかった安達(4年、関大北陽)と当麻(4年、大産大付)が自立し、最高学年らしい仕事ぶりを見せてほしい。打線はポジションは確定していないので、シーズン中も様子を見ながら考えていく形になる。
 関西外大西山監督 昨年までリーグ戦の約半分を投げていた高野が卒業したため、新戦力が出てきてほしいが、エース候補の藤岡(4年、報徳学園)が11月に右のすねを骨折し、かなり厳しい状況になった。復帰に期待はしているが、全員で頑張るしかない。
 天理大藤原監督 昨秋はケガで投げられなかった桜木(4年、愛工大名電)は中継ぎも抑えもできる。完投できる投手がいないので、頑張ってもらいたい。主将の佐々木(4年、水島工)にはキャプテンシーを発揮してもらい全員を引っ張ってほしい。
 甲南大谷口監督 投手の岩井(3年、花園)と4番打者の山本侑(3年、履正社)だが、岩井にはまだ不安が残る。打撃面では楽しみな1年生はいるが、リーグ戦でも結果を残せるわけではない。だからこそマークが厳しくなっている中でも、山本に期待している。

 ――意気込みと目標は。

 関西国際大鈴木監督 絶対、優勝です! ほっともっと神戸での開幕戦は、甲南大との地元対決になるので、いい試合ができればいい。
 大体大中野監督 オープン戦は全然勝てなかった分、危機感を持って準備してきた。優勝は分からないが、最下位の心配はあまりしていない。
 大産大宮崎監督 学生野球は4年生主体に選手で目標を決めて、それに向かって努力をしていけばいい。選手にはリーグ戦を通して何かを得て、成長してほしいと思う。
 関西外大西山監督 リーグ戦未経験の選手が多いので、向かっていく姿勢を見たい。試合に臨む緊張感を楽しむ選手が増えればいい試合ができると思う。とにかく早く勝ち点を取りたい。
 天理大藤原監督 私自身も選手も、3年連続の全日本大学野球選手権を本気で目指している。一生懸命のさらに上の“本気”の思いでリーグ戦を戦って、優勝を目指していきたい。
 甲南大谷口監督 最下位を脱出し、Aクラスに入りたい。それには勝ち点が必要にはなるが、まずはできるだけ早く1勝を挙げて、楽な気持ちで連戦をこなしていければいい。

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