まさか…千賀滉大は2回途中3失点で降板 制球苦しみ4四球 大谷翔平に適時打浴びマウンド降りる

[ 2024年10月14日 09:50 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   メッツ-ドジャース ( 2024年10月13日    ロサンゼルス )

ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発したメッツ・千賀は初回に悔しそうな表情(ロイター)

メッツの千賀滉大投手(31)が13日(日本時間14日)、敵地でのドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発。2回途中2安打4四球3失点で降板した。

 初回は先頭・大谷を1ボールからの2球目、92・8マイル(約149・3キロ)の直球でニゴロに打ち取った。ただ、続くベッツにストレートの四球を与えると、フリーマン、T・ヘルナンデスも歩かせ、3者連続四球となり、満塁のピンチを迎えた。

 初球を狙ったスミスを中飛に打ち取り、2死までこぎ着けたが、続くマンシーに真ん中付近のカットボールを中前へ運ばれ、2者生還。先制点を許した。

 2回も先頭・ラックスを四球で歩かせ制球難は改善せず。続くエドマンの犠打で1死二塁にすると、大谷には初球、真ん中付近に入ったカットボールを右前へ運ばれ、二塁走者・ラックスが生還。3点目を失ったところで交代が告げられた。1回1/3、30球を投げボール球は20球を数えた。

 ベンチに戻った千賀は口を真一文字に結び、悔しそうな表情で試合を見つめた。

 千賀は今季、右肩痛で出遅れ、7月26日ブレーブス戦で復帰も登板中に左ふくらはぎの張りで降板し、レギュラーシーズンはわずか1試合で終了。その後、右上腕の張りもありワイルドカードシリーズは出場選手登録外だったが調整を続け、フィリーズとの地区シリーズ開幕戦で電撃復帰。2回1安打1失点だった。

 大谷との対戦は23年8月25日の1度だけで1打数1安打、2四球。日本時代は22打数5安打、打率・227、2本塁打、4打点で13三振を奪っていた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年10月14日のニュース