ド軍指揮官 大谷翔平の調子狂わせたダルビッシュとの対戦から解放され安ど「もう対戦しないのは喜ばしい」

[ 2024年10月13日 09:48 ]

ナ・リーグディビジョンシリーズ <パドレス・ドジャース5>3回、ドジャース・大谷は三飛に倒れる。投手はダルビッシュ(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が12日(日本時間13日)、13日(同14日)から始まるナ・リーグ優勝決定シリーズの前日会見に臨んだ。

 ロバーツ監督はメッツの第1戦に先発する千賀滉大投手について「コウダイのことはよく知らない。前回の登板は2イニング、31球だったことは知っている。私の推測では、3イニングを投げ切ろうとしているだろう。もちろん、彼はシーズンに入る前のメッツのエースだった。とても楽しみ。でも、私は彼のことをあまりよく知らない。今は彼のことを学んでいるところだ」と正直に打ち明けた。

 その千賀との日本選手対決に注目が集まる大谷翔平についても言及。大谷が幼少期から憧れたダルビッシュと2度対戦したパドレスとの地区シリーズでの打撃の状態について「子供の頃のヒーローやアイドルと対戦するのがどんな感じなのかはわからない。その背後にある感情に関しては、翔平に聞いた方がいい」とコメントした。

 大谷はレギュラーシーズン終盤は絶好調な状態だったが、ダルビッシュと対戦した地区シリーズ第2、5戦はいずれも4打数無安打。それ以外の3試合では安打をマークした大谷の状態について「彼は今まで以上にボールを追いかけているようだった。それがダルビッシュの影響かどうかはわからない。だから、ダルビッシュともう対戦せず、前に進むことができるのは喜ばしいこと」と笑った。

 大谷はこの日全体練習には参加せず、室内で軽めに調整。リーグ優勝決定シリーズに向けた撮影などをこなし、グラウンドには姿を見せずに帰宅した。

 右足首捻挫を抱えながら強行出場を続けるフリーマンについて、指揮官は「目標は全ての試合に出場すること。彼は昨日よりも今日の方が調子がいい。それは励みになる。明日は彼がそこにいるだろうと確信している」とリーグ優勝決定シリーズでは先発出場できるとの見通しを示した。また、前日の試合でけいれんを起こして負傷交代した救援左腕ベシアについては「次のシリーズで彼が活躍する可能性は極めて低いと思うが、様子を見る」と話した。

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