ドジャース・大谷「望んでいた」由伸VSダルのPS対決 冷静に挑めば「十分数字は残る」

[ 2024年10月6日 01:30 ]

地区シリーズ開幕前日の会見に応じる大谷(撮影・柳原 直之)
Photo By スポニチ

 大リーグのポストシーズン(PS)は5日(日本時間6日)に地区シリーズ(5回戦制)が始まる。メジャー7年目で初のPSに臨むドジャースの大谷翔平投手(30)は4日(同5日)、本拠地の室内打撃ケージで最終調整した。今季54本塁打、130打点、59盗塁の1番打者が掲げた勝負の鍵は第1打席。悲願のワールドシリーズ(WS)制覇へ向けた「SHO―TIME」が、いよいよ幕を開ける。大谷の一問一答は以下の通り

 【大谷と一問一答】

 ――WBCという大舞台を経験しているがPSは初めて。

 「初めてなので、そこに関してはWBCと違うのかなと思う」

 ――野球以外の面でのこの1週間の過ごし方は。

 「いつもよりゆっくりめに起きて、おいしいご飯を食べて、庭で遊んで(笑い)」

 ――ダルビッシュが第2戦に先発。

 「日本人対決で(山本)由伸と投げるのを個人的には望んでいた」

 ――初戦先発の山本とともに、日本選手2人で先陣を切る。

 「それはうれしい。(山本は)ケガもあって悔しいシーズンだったと思うけど、PS1戦目の先発はそれだけ信頼を得ている証拠。自信を持っていいと思うし、その試合で一緒に出られるというのは特別」

 ――シーズン当初は力みがあった印象。どう対処したか。

 「シーズン当初は早くチームの一員になれるといいな、それを結果で示したいと気持ち的に先行していた。後半になるにつれてそういう気持ちもちょっとずつ抜けてきて、自分本来の打席が多くなってきた印象がある」

 ――PSに自信を持って臨める打撃成績。

 「1年間、健康を保ってプレーするということが一番難しい。何かしらトラブルがシーズン中はあるので、それが(今年は)DHだけだったので、少なかったのが一番良かった。PSにこうして健康な状態で挑めるというのがまず一番」

 ――レギュラーシーズンでパドレス戦は打率.326。

 「パドレスは球界の中でも素晴らしい投手陣。なかなか自分の打席を冷静に送るというのは難しい相手。初めてのPSでそれができれば、十分数字は残ると思う」

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年10月6日のニュース