今オフFAのバーランダー 42歳シーズンも現役続行へ「引退する準備はできていない」地元紙報道

[ 2024年10月4日 14:45 ]

ワイルドカードシリーズで戦況を見守るアストロズ・バーランダー(AP)
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 今季17試合に先発して5勝6敗、防御率5.48と不本意な成績に終わったアストロズのジャスティン・バーランダー投手(41)が来季も現役を続行する意思を示したと、地元紙ヒューストン・クロニクルが3日(日本時間4日)付で報じた。

 同紙は前日のワイルドカードシリーズ第2戦でタイガースに敗退した試合後、今シリーズで登録外となっていたバーランダーが「明らかにこのシリーズに参加できるほどいいピッチングではなかった。しかし、オフシーズンを使って調整することができるので、投げ続けたい。投手としてまだまだやれることがたくさんある。引退する準備はできていない」と話したと報じた。

 バーランダーはメジャー通算262勝を誇り、最多勝4度、最優秀防御率2度、サイ・ヤング賞3度など輝かしい実績を誇る。右肘手術から復帰した39歳シーズンの2022年にも最多勝、最優秀防御率を獲得し、サイ・ヤング賞を受賞している。

 今オフにFAとなるバーランダーについて、同紙は「1年契約でアストロズのローテーションの後方の投手として復帰するかもしれない。または古巣タイガースに戻るかもしれない。ベテラン右腕はキャリア最悪のシーズンを過ごしたが、2025年の巻き返しを狙うなら興味を持つ球団は多いはずだ」と伝えた。

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