ド軍編成本部長 大谷翔平のリハビリはPS優先「激しい戦いになる。他のことをやらせたくない」

[ 2024年10月4日 12:53 ]

会見に臨んだアンドルー・フリードマン編成本部長(撮影・柳原 直之)
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 5日(日本時間6日)から本拠地で開幕する地区シリーズ(5回戦制)でパドレスと対戦するドジャースは3日(同4日)、ドジャースタジアムで練習を行った。

 アンドルー・フリードマン編成本部長が会見に臨み、大谷の初ポストシーズンについて「信じられないほどの集中力を感じる。10月の舞台で彼を見るのが本当に楽しみ。ファンの皆さんも楽しみだと思う」とコメント。「世界中のファンの皆さんがポストシーズンの大谷を見る機会を得られるのが楽しみだと思う。これは昨年12月に彼と会ったときに彼が話していたこと。その後の彼との会話はすべて10月についてで、彼は今この瞬間を本当に楽しみにしていると思う」と大谷とのやりとりを明かした。

 「彼がうまくやってくれると確信している。今季は明らかに終盤で活躍した。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で彼を見て、特に9回を見て鳥肌が立った。世界中の人々が彼がどれほど素晴らしい競争者であるかを知ることができたと思う」と、23年のWBCで侍ジャパンを頂点に導いた大谷の活躍を引き合いに、ポストシーズンでの躍動を期待した。

 また、大谷のポストシーズン中の投手としてのリハビリについても言及。打者を立たせた実戦形式の投球練習を行うかについては「ポストシーズンゲームで出てくるアドレナリンは、全く違うし、激しい戦いになる。だから他のことをやらせたくはない。少なくともシリーズが始まって、その中で彼がどう戦っているかを見るまではね。サンディエゴへの移動は比較的楽になるが、まずは彼の状態を確認し、どう進めるかを決めていく予定。今後も彼は投げ続けるが、打者に対して投げるかどうかについては少し待つつもり」と説明した。

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