今永昇太 6回で自己最多11K 14勝目の権利得て降板 メジャー1年目で規定投球回クリア

[ 2024年9月17日 10:37 ]

インターリーグ   カブス ― アスレチックス ( 2024年9月16日    シカゴ )

アスレチックス戦に先発したカブス・今永(AP)
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 カブス・今永昇太投手(31)が16日(日本時間17日)、本拠でのアスレチックス戦に先発し、6回までに99球を投じてメジャー自己最多となる11三振を奪い5安打2失点で交代。試合は6回終了時点でカブスが9-2とリードしており、14勝目の権利を得て降板となった。メジャー1年目での14勝となればダルビッシュ有(16勝)、前田健太(同)、松坂大輔(15勝)に次ぎ、石井一久に並んで日本人投手4位となる。

 初回は先頭打者にいきなり三塁打を浴びたものの無失点。2回は1死一塁で8番・ネビンからスプリットで見逃し三振を奪い、この時点で今季の投球回数が162イニングに達して規定投球回をクリアした。日本人投手で1年目の規定投球回クリアは野茂英雄、吉井理人、松坂大輔、黒田博樹、ダルビッシュ有、前田健太、千賀滉大に続き8人目となった。

 3回は先頭打者に四球を与え、2番・ルーカーに右中間へ2ランを放り込まれたが、その後は3者三振。その後も毎回走者を出しながら無失点で耐えた。打線は2回の一挙5得点など4回までに9点を挙げ、序盤から今永を援護した。

 前回は10日(同11日)のドジャース戦に先発。ド軍の山本由伸投手と日米を通じて初めて投げ合い、3本のソロを被弾も大谷翔平投手は3打数無安打に抑え、7回3失点で13勝目(3敗)を挙げた。その時点で今季の投球回数が160回3/1となり、「(規定投球回は)達成したい、とずっと言ってきた。もう少しのところまで来ている」と意欲を示していた。

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