T―岡田、安達、比嘉に続き…オリックス・小田が今季限りで現役引退 スーツ姿であいさつ

[ 2024年9月16日 12:30 ]

あいさつに訪れたオリックス・小田(撮影・岸 良祐)
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 オリックスは16日、小田裕也外野手(34)の今季限りでの現役引退を発表した。

 14年ドラフト8位でオリックスに入団。高い守備力と走力を誇り、外野の守備固めや代走として昨季まで3連覇を成し遂げたチームを支えた。

 今季は19試合に出場して打率・231。7月14日に今季2度目の登録抹消となってからは2軍での調整を続けていた。オリックス一筋10年で、NPB通算680試合出場。T―岡田、安達、比嘉に続いて球団を支えた功労者が決断を下した。この日はスーツ姿で京セラドームを訪れ、球団関係者にあいさつした。

 以下は球団を通じての小田のコメント。

 「今季をもちまして、現役を引退させていただくことになりました。オリックスに入団して10年という長い間プレーすることができたのも、これまで出会った監督やコーチ、トレーナーをはじめとした裏方さん、球団関係者の方々のご指導、お力添えがあったからこそだと思っています。そして苦楽をともにした最高のチームメイトにも恵まれたプロ野球生活でした。みなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。そして、両親や妻にも感謝しています。野球をやらせてくれたおかげでたくさんの人に出会えました。家に帰ると、いい意味で野球を忘れさせてくれました。心が折れそうな時期もありましたが、家族が支えてくれたおかげでここまで頑張ってくることができました。本当にありがとう。

 最後にファンのみなさんへ。いい時ばかりじゃなく、むしろ悪いときの方が多かったと思います。それでもいつも変わらない温かいご声援をありがとうございました。オリックスに来て本当によかったです。皆さんの応援の力は、私自身はもちろん、チームの背中を確実に押してくれています。これからもオリックス・バファローズと小田裕也を変わらぬ思いで応援していただけたら嬉しいです!」

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