西武・金子侑 美技で引退試合飾った!「12年間、夢のような時間をありがとうございました」

[ 2024年9月16日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―1ロッテ ( 2024年9月15日    ベルーナD )

胴上げされる金子侑(撮影・白鳥 佳樹)
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 今季限りで現役引退する西武・金子侑が引退試合となったロッテ戦に「1番・左翼」で先発出場。佐々木との真剣勝負を楽しんだ。フル出場し無安打に終わったが「ガチできてくれて、打てなかった時の言い訳ができた」と笑み。8回の守備では左翼線の打球をスライディングキャッチし、ファンを沸かせた。

 休養中の松井監督が見守る中、中堅、右翼も守り、左右両打席に立った。8回は打線がつなぎ2死満塁で打席に立ち、涙。遊直に倒れたが「人生で大切な思い出になった。いい当たりを捕られて、すっきりした」とすがすがしい表情だった。チームは背番号と同じ「7」得点で快勝しシーズン100敗を阻止。西武一筋12年で2度の盗塁王を獲得したスピードスターは「12年間、夢のような時間をありがとうございました」と語り、ユニホームを脱いだ。(福井 亮太)

 ▼西武・源田(7回に3号2ラン。“ねこげん”コンビとして知られた盟友が、お立ち台に上がり涙)最後の姿をしっかり目に焼き付けたいのと、勝ってウイニングボールを、ねこ(金子侑)さんに届けたかった。

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