移籍後最多タイ4失点のド軍フラーティ「悪いカウントが多かった」最近5戦4敗で先発陣崩壊

[ 2024年9月15日 11:05 ]

ナ・リーグ   ドジャース1-10ブレーブス ( 2024年9月14日    アトランタ )

<ブレーブス・ドジャース>ドジャース先発・フラーティ(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は四球を選んだが、第2、3打席は凡退に終わった。6回を終えて1―10と敗色濃厚となったドジャースは7回からミゲル・ロハス内野手を登板させ、DHを解除したため大谷は2打数無安打1四球で退いた。試合は1―10で敗れ、2連敗を喫した。

 ドジャースは最近5試合で4敗を喫し、先発投手は復帰登板の山本由伸が4回1失点と好投した以外は4投手が全て4失点以上を記録。9日のカブス戦で ビューラーが5回5失点だった9日のカブス戦以降、先発投手は5回を投げ切れておらず、救援陣が登板過多となっている。この日は9点ビハインドの7回からロハス、8回からE・ヘルナンデスを登板させて救援陣を温存させるしかなかった。

 試合後、移籍後最多タイ4失点を喫した先発右腕フラーティは「ゾーンに投げきれず、悪いカウントが多かった。できるだけ早く調整し、次の試合に備えたい。ちょっとしたことだと思う。1ストライクのカウントがいくつあったかは分からないが、良いカウントで攻めることができなかった。進みながら考える。今は答えが出ていない。1週間かけて考える。何をする必要があるかは分かっている。我々の仕事はチームに勝つチャンスを与えること。私はその点で良い仕事ができなかった」と振り返った。

 大谷は初回、今季両リーグ最多タイ16勝を挙げ、メジャー通算136勝左腕セールとの対戦。この打席はセールの制球が定まらず、空振りした初球以外は全てボール球であっさりと一塁へ歩いた。しかし、次打者ベッツが遊ゴロ併殺打に打ち取られ、盗塁のチャンスもなかった。3番T・ヘルナンデスは右中間を破る当たりを放ったが、三塁で憤死して3人で攻撃終了となった。

 0―1の3回1死二塁で迎えた第2打席は見逃して三振。1―4の5回2死一塁での第3打席は、カウント2―2から低めのスライダーにタイミングを外されてボテボテの投ゴロに終わった。

 ドジャースは先発フラーティが3回4失点でKO。3番手フィリップスも5失点、4番手ブレイジャーも1失点して6回までに大量10失点した。7回からはロハスがマウンドに上がり、大谷のDHを解除してキーアマイアーが代わって中堅に入り、大谷は途中交代となった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年9月15日のニュース