【福岡六大学野球】九共大が開幕3連勝 元広島・井生崇光のおい、井生祥太朗が好救援

[ 2024年9月15日 06:00 ]

福岡六大学野球第2週初日   九共大8―5日経大 ( 2024年9月14日    九共大 )

<九共大・日経大>好救援だった九共大の井生(撮影・杉浦 友樹)
Photo By スポニチ

 第2週初日の3試合が行われ、九共大は日経大に延長11回タイブレークの末、8―5で競り勝ち開幕3連勝。広島で活躍した井生崇光さん(43)のおいにあたる最速145キロ右腕の井生祥太朗投手(3年)が11回から登板し、1回無失点の好救援で貢献した。九産大も開幕3連勝を飾った。

 落ち着かない流れを止める九共大・井生の投球だった。2―2で延長タイブレークに入り、10回に3点ずつ取り合う展開。11回に3点を勝ち越し、先発で好投した佐々木大雅(2年)のバトンを受ける。自動的に無死一、二塁のピンチから先頭の川口を直球で見逃し三振、後続は内野ゴロで無失点。チームの3連勝に貢献。スライダーが効果的だった。

 「絶対に抑える気持ちだった。ストライク先行でいけたのが良かった」と胸を張った。

 東筑から98年のドラフト2位で広島に入団した井生崇光さんのおいにあたる。小学校の頃に「キャッチボールが一番大事」と教わった金言は今でも心にある。物心がついた頃から自宅のテレビは広島戦だった。今でも年末年始に顔を合わせるなど尊敬する存在だ。

 高校時代は北筑のエースとしても活躍。OBの今永は今年から海を渡りカブスで13勝を挙げるなど躍動する。「凄すぎて言葉がないですけど、自分も追いつけるように」と井生。春季リーグBクラス(4位)からの巻き返しを期すチームを引っ張る。 (杉浦 友樹)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年9月15日のニュース