あぁ巨人…マツダの勢いはいずこへ 最下位ヤクルトに痛恨の連敗、阪神と2差に 井上3カ月ぶり黒星

[ 2024年9月14日 21:01 ]

セ・リーグ   巨人1―4ヤクルト ( 2024年9月14日    東京D )

<巨・ヤ>7回、好機で三振に倒れ、敷田球審(右)の判定に納得のいかない岡本和(左から2人目)(撮影・光山 貴大) 
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 4年ぶりVを目指す巨人は、前夜の神宮から東京ドームに舞台を移した変則2連戦で最下位のヤクルトに痛恨の2連敗。この日の広島戦にサヨナラ勝ちした2位・阪神に2ゲーム差と迫られた。

 また、本拠・東京ドームでのヤクルト戦はこれが今季最終戦で3勝7敗と負け越し。敵地・神宮はあと1試合を残しているものの8勝2敗とすでに勝ち越しが決まっており、珍しい“逆転現象”となっている。

 先発左腕・井上は4回に2点先制を許して5回5安打2失点で降板。0―2で迎えた6回には2番手右腕・船迫が1死からいずれも真ん中付近へ入った初球を村上、オスナに2者連続本塁打された。

 打線は相手先発左腕・高橋に対して得点圏に再三走者を進めながらあと一本が出ず。6回には2死から大城卓が四球で出塁し、続く浅野が中越え二塁打したものの、一走・大城卓が本塁憤死となって無得点に終わった。

 ヤクルトが継投に入り、0―4で迎えた7回に坂本の左前適時打で1点返したが、そこまでだった。

 井上は7月3日の中日戦(前橋)から自身初の5連勝中だったが、6月13日の楽天戦(楽天モバイル)以来93日ぶりの黒星で今季5敗目(7勝)。6連勝となれば球団先発左腕では2017年に8連勝した田口麗斗(現ヤクルト)以来7年ぶりとなるところだったが、これを逃している。

 巨人は広島と1ゲーム差で激突した首位攻防戦(10~12日、マツダ)で3連勝し、12日に2位・広島と最大4ゲーム差に。だが、13日に3位へ転落した広島とはこの日も4ゲーム差を保ったものの、2位・阪神には2ゲーム差と詰められている。

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