広島がサヨナラ負けで今季ワースト6連敗 救援陣崩れ、ピンチで失策…9月は2勝10敗

[ 2024年9月14日 17:26 ]

セ・リーグ   広島3―4阪神 ( 2024年9月14日    甲子園 )

<神・広> サヨナラ負けに肩を落とす新井監督(中央)ら広島ナイン(撮影・大森 寛明)
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 広島は14日、甲子園球場で阪神と対戦し、3―4とまさかのサヨナラ負けで、今季ワーストの6連敗となった。

 3点リードの7回だった。2番手の島内が安打と2四死球で1死満塁のピンチを招いてしまう。新井監督はここで左腕の森浦にスイッチ。森浦は梅野に押し出し四球を与えてしまう。続く木浪の中前に抜けようかという当たりを二塁手の菊池がダイビングキャッチしたが、グラブトスがわずかに浮いたところを二塁ベースカバーに入った遊撃手の矢野がまさかの落球で1点差となった。さらに、代打・原口に左前に運ばれて同点に追いつかれた。

 そして9回だった。4番手の黒原が四死球で2死二、三塁のピンチを招き、中野に中前へ運ばれた。

 7月5日の中日戦(バンテリンドーム)以来、今季2度目の4番に入った野間が新井監督の起用に応え、0―0で迎えた4回に中犠飛、6回には1死二、三塁から二塁ゴロで打点を挙げた。3番の堂林が2犠打を決めるなど、ナインが今できることに徹し、得点を積み上げたが、終盤に救援陣が崩れた。

 4位DeNAが中日に敗れたため、3位のままだが、その差はわずか1ゲームしかない。上を行く巨人、阪神を追うどころか、クライマックスシリーズ進出のためにも、これ以上の連敗は許されない状況だ。

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