吉田正尚 熱狂的ヤンキースファン沈黙させる貴重な先制弾 2年連続2桁本塁打到達

[ 2024年9月14日 10:17 ]

ア・リーグ   レッドソックスーヤンキース ( 2024年9月13日    ニューヨーク )

先制本塁打を放ったレッドソックス・吉田正尚(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は13日(日本時間14日)、敵地でのヤンキース戦に「4番・DH」で出場し、0-0で迎えた6回表、右越えに先制の10号2ラン本塁打を放った。

 ヤンキースの先発右腕シュミットに対し、吉田はこの日の最初の2打席を打ち取られた時点で通算12打数0安打2三振。ただ、6回二死一塁の場面で、苦手の右腕がカウント2-0から投じた92マイルのカッターを見事にとらえ、右翼席に打ち込んだ。

 吉田の本塁打は8月19日(同20日)のアストロズ戦以来。メジャーで2年連続2桁本塁打となった一撃は、投手戦の均衡を破り、伝統のヤンキースタジアムのファンを沈黙させる価値ある一打だった。試合は7回表を終えてレッドソックスが4-0とリードしている。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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